祈りを忘れた僕らが泣いた日

 

 

 

 

 あの日、空は青かった。

 いつもとほんの少しも変わらずに。

 

 

 

 ラギはハルラのいる時計塔にいく。ハルラは微笑う。サリエは目を瞑らない。

 おさないままだった日が、終わる。

 少年と少女と少年の、ある、小さな村でのはなし。

 

 

 

1、祈りが止まれば呼吸も止まるよ

     

2、僕らやすらぎに身を任せ

    

3、別れの儀式が終わるとき

      

4、遠のいていくのは景色か意識か

  

5、教会の鐘が、鳴っている

   end


 

 title by とぎれない、いつかさま

 

 

 

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