お、終りました……秋中に終らせたかったのに! 今はもう年すらまたいでしまったわなんてこと!
そんな気持ちでいっぱいな祭です。なんて残念な。
そんなに無理なく、現実味ありつつ、でも物語で。そういう風に書きたかったのですが、どうなっているものでしょうか。
それから全部、ひとりの視点で一人称、を心がけたので、疲れました……。いや楽しかったのですけども。それから何気なく、春夜はクラスメイトのことを、佐川以外では「彼女」とか「彼」を使わず名字名前だったりします。そこらへんも微妙なこだわりなのですが、めちゃくちゃ悩みました。不自然にならないよう、でも現実で呼ぶみたいに、と。もう止めよう。短編以外でこういうのやっちゃ駄目だった……。せめて彼くらい使いたかった。がっくり。
消化不良な部分をわりと意図的にばっしばっし残しているので、番外編とか書きたいです。佐川視点も。なんかこう、どっちも鈍感という感じで、進めていたのですが、佐川は少なくとももうちょっと大人です。じいちゃん度高いから!
ちなみに私の中では「じじくさい」は褒め言葉です。
三月末までに上げないといけない原稿をほっぽってなんとか完結させたのは、まあ、早まったかな、と思わなくもないですが。いや今からやれば大丈夫。大丈夫さ!(滝汗)
……ううむ、終ったということが大き過ぎて、後書きらしい後書きが書けない……しょうもないことばかりですみません。
とにかく、無事終って良かったです。
ここまでお読くださって、本当に有り難うございました!
更新もまばらで、春夜の言葉は曖昧なものが多くて(いや私のせいもあるんですが)、何だかよく分からんなラブものだな、とか、色々あったと思います。それでもここまでお付き合いいただけて、感謝でいっぱいです。本当に本当に、有難うございます。
それから、東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々、そして家族を喪われた方々に。
ご冥福をお祈り致します。
追悼の意を込めて、この物語を完結とさせていただきたく存じます。それでは。
敬具
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お関わりくださったすべての人に感謝を。
[2011年 03月 14日]